京都・建仁寺の見どころ|風神雷神図屏風、○△□乃庭、潮音庭を夫婦でめぐる

こんにちは、mu-sanです。

2025年の9月、妻と京都の建仁寺を拝観してきました。祇園のすぐ南にありながら、境内に入るとすっと静かになる禅寺です。有名な風神雷神図屏風や、天井いっぱいに描かれた双龍図、そして表情のちがう3つの庭。ひとつひとつゆっくり眺めながら歩きました。

※本記事は施設からの招待・タイアップではなく、自費で訪問した体験をもとに作成しています。拝観料・時間・撮影ルールなどは2026年10月18日に公式サイトで確認した情報です。お出かけ前に最新情報をご確認ください。

建仁寺ってどんなお寺?

曇り空の下に建つ建仁寺の法堂と、手前の植え込み

建仁寺は、臨済宗建仁寺派の大本山です。建仁2年(1202年)に、栄西禅師を開山、源頼家を開基として創建されました。お寺の名前は、当時の年号「建仁」にちなんでいます(建仁寺公式サイトより)。

場所は祇園から南へ歩いてすぐ。観光客でにぎわう祇園から歩いてすぐなのに、境内は広々としていて、空気が少し変わる感じがしました。

法堂の天井画「双龍図」

まず目を引くのが、法堂(はっとう)の天井いっぱいに描かれた「双龍図」です。建仁寺の創建800年を記念して、小泉淳作画伯が描き、2002年に完成したものだそうです(建仁寺公式サイトより)。

法堂に入って天井を見上げた瞬間、思わず「おお…」と声が出ました。天井いっぱいに2匹の龍が描かれていて、こちらを見下ろしているような迫力です。妻と2人、首が痛くなるまで見上げていました。

この双龍図は現代の画家の作品なので、この記事では写真を載せず、文章だけでご紹介します。そのぶん、ぜひ現地で実物を見上げてみてください。建仁寺に行くなら、ここは一見の価値ありです!

双龍図の写真は、建仁寺公式サイトの境内案内で見られます:https://www.kenninji.jp/around/

風神雷神図屏風(高精細複製)

畳の間に置かれた金地の風神雷神図屏風の複製。左に雷神、右に風神

教科書などでもおなじみの、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」(国宝)。建仁寺で見られるのは高精細な複製で、本物は京都国立博物館に寄託されています。

複製とはいえ、金地に風神と雷神が向かい合う構図は迫力があって、近くでじっくり見られるのがうれしいところです。2021年には、キヤノンと京都文化協会による「綴(つづり)プロジェクト」の複製が奉納されています(キヤノン公式サイトより)。

方丈の部屋の襖に描かれた墨の龍の絵と、畳に並ぶ座布団

方丈の部屋には、龍などを墨で描いた襖絵もありました(作品の詳しい情報は公式サイトで確認できていません)。

3つの庭をめぐる

建仁寺の楽しみは、なんといっても庭です。縁側に座って眺めていると、時間を忘れてしまいます。

潮音庭(ちょうおんてい)

木の縁側と手すりの向こうに広がる、緑の苔と木々の中庭

方丈の中庭にある禅の庭です。中央に三尊石、東側に坐禅石があり、まわりを木々が囲んでいます(建仁寺公式サイトより)。4方向どこから見ても正面になるように造られていると紹介されることもあり、縁側をぐるっと歩きながら眺めました。私たちが訪れた9月は青もみじでしたが、秋には紅葉もきれいだそうです。

木の渡り廊下と、その横に広がる苔と木々の庭

○△□乃庭(まるさんかくしかくのにわ)

建物に囲まれた白砂の庭に、丸く盛られた苔と一本の木

名前のとおり、○・△・□の3つの形を取り入れた庭です。この3つの形は、宇宙の根源的な形を表しているそうです(建仁寺公式サイトより)。

どこに○・△・□があるのか、探しながら眺めると楽しい庭でした。答えはぜひ現地で探してみてください。

大雄苑(だいおうえん)

白砂に波のような砂紋が描かれ、苔と石が置かれた方丈前の枯山水庭園

方丈の前に広がる枯山水の庭です。昭和初期ごろに加藤熊吉が作庭し、中国の百丈山の景色を表していると紹介されています(建仁寺公式サイトより)。

方丈の縁側越しに見る白砂の庭と、奥の小さなお堂

白砂の砂紋がとてもきれいで、縁側に座ってしばらくぼーっと眺めていました。

白砂の庭の奥に建つ門と松の木、その後ろの法堂の屋根

拝観情報・アクセス

項目内容(建仁寺公式サイトより・2026年10月18日確認)
住所京都市東山区大和大路通四条下る小松町584
拝観時間10:00〜16:30(受付終了)、17:00閉門
拝観料一般800円、小・中・高校生500円
休み公式サイトに定休日の記載なし(行事などで拝観できない日がある場合あり・未確認)
アクセス京阪「祇園四条駅」から徒歩約7分/阪急「京都河原町駅」から徒歩約10分/市バス「東山安井」から徒歩約5分

※拝観料は、2027年1月1日から一般1,000円に改定される予定と公式サイトでお知らせされています(小・中・高校生は500円のまま)。お出かけの前に公式サイトで最新の金額をご確認ください。

撮影について

私たちが訪れた2025年9月は、写真撮影OKでした。その後、2025年11月に建仁寺の公式サイトで撮影ルールが案内されています。

  • 写真は、手持ちのカメラ・スマートフォンでの撮影のみ
  • 三脚・自撮り棒・ドローンなどは使用不可
  • 動画撮影は禁止
  • 商業・営利目的の撮影や、収益が発生するSNSへの投稿は禁止

最新のルールは、お出かけ前に公式サイトで確認してください。

まとめ

  • 建仁寺は、祇園から歩いてすぐの禅寺。1202年創建の、臨済宗建仁寺派の大本山です。
  • 法堂の双龍図は、見上げると迫力満点。
  • 風神雷神図屏風は高精細な複製を、間近でじっくり見られます。
  • 潮音庭・○△□乃庭・大雄苑と、表情のちがう庭を縁側から眺める時間が、いちばんの楽しみでした。

祇園や花見小路の散策とあわせて立ち寄りやすいお寺です。にぎやかな街歩きの途中に、静かな庭で一息つく時間をつくってみてはいかがでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です